第38期第32回研究会「デジタル・フェミニズムの現在」(ジェンダー研究部会)(5/4開催)

■日 時:5月4日(木曜日)午後4時~6時

■場 所:東京大学・福武ホールB2のラーニング・スタジオ

■司 会:李美淑(大妻女子大学)

■問題提起者:冷君暁(東京大学)

■問題提起者:Misha Cade(東京大学)

■問題提起者:加藤穂香(ICU)

■討論者:田中東子(東京大学)

■開催趣旨:

近年、ソーシャルメディアを駆使した様々なデジタル・フェミニズムの動きが現れている。#MeTooや#Kutooなど、ハッシュタグで繋がった無数の人々が性暴力を告発し、ジェンダー不平等な社会文化や構造を問うてきている。しかし、デジタル・フェミニズムに関する考察はまだ十分とは言えない。オンラインとオフラインを行き来するダイナミズム、メディア・プラットフームを超えて広がるダイナミズム、実名と匿名のダイナミズムなど、デジタル・フェミニズムのあり方を振り替えて整理し、議論する。

本研究会では、フラワーデモから考える草の根のフェミニストの思想について冷君暁(東京大学)、#MeTooから生まれた大学内反性暴力運動についてMisha Cade(東京大学)、デジタル・フェミニズムを取り巻く日本のメディア環境について加藤穂香(ICU)が発表を行い、デジタル・フェミニズムの現在を多角度から議論していく。

発表・討論は、英語と日本語で行われる予定である。対面のみでの開催。