▪️開 催:ジャーナリズム史プロジェクト(モノ−メディア研究会との共催)
▪️開 催 日:2026/11/21
▪️開始時刻:15:00
▪️終了時刻:17:00
▪️開催形式:ハイフレックス開催
立命館大学朱雀キャンパス2階 中川会館202
※会場参加は先着70名
▪️登 壇 者:
評 者:趙相宇(立命館大学)、水出幸輝(関西大学)
応 答 者:佐藤信吾(早稲田大学)
▪️司 会 者:山本昭宏(神戸市外国語大学)
▪️企画趣旨:
メディアと記憶をめぐる問題は、これまでも多様な観点から検討が加えられてきた。しかし集合的記憶論とメディア論は、それぞれ独自の発展を遂げてきたため、両者を接合するメディア記憶論の検討は、まだ不十分だと言わざるを得ない。『ジャーナリズムと記憶の社会学』を記した佐藤信吾氏は、この理論的な課題に、ジャーナリズム論に依拠して取り組んできた。そしてジャーナリズムを単なる取材や報道としてだけでなく、記憶の形成・維持・変容に関与する実践として捉え直そうと試みた。そこでは「終戦の日」に向けてアジア・太平洋戦争の記憶を報じる「八月ジャーナリズム」が具体的に分析され、「現在」の出来事に関心を持ちやすいジャーナリズムが、いかに「過去」と接続されるかが示された。本合評会では、集合的記憶論とジャーナリズム論、さらにメディア実践論を架橋する本書の理論的な検討の課題を議論するだけでなく、戦場体験者なき時代を迎えた「八月ジャーナリズム」の可能性を探っていく。
評者には、メディア文化論や歴史社会学の観点から、日韓における植民地支配をめぐる感情や記憶について研究してきた趙相宇氏(立命館大学)、および災害の記憶やメディア・インフラについて、メディア史の観点から議論を行ってきた水出幸輝氏(関西大学)を迎える。両氏による批評的検討を通じて、本書の学術的貢献と課題を明らかにするとともに、記憶論とジャーナリズム論の今後の展望について議論を深めたい。
日本メディア学会では、これまでもメディア史研究やジャーナリズム研究、メディア文化研究といった領域の中で、記憶に関する議論を蓄積してきた。本合評会が、記憶をめぐる実践としてのジャーナリズムを再考し、メディア研究における「記憶」の位置づけを問い直す機会となることを期待したい。
▪️追加情報:モノ−メディア研究会との共催のため、主催の欄にそのように記載する
▪️参加申込締切:11月19日17時まで
定員に達し次第、申込を締め切らせていただきます)
・対面での参加申込:https://forms.cloud.microsoft/r/VWdjDNe4P7
・オンラインでの参加申込:
https://ritsumei-ac-jp.zoom.us/meeting/register/mSLo9dmcQ8OR34I4esktHw