第8回 研究会 日本新聞博物館鴨居収蔵庫見学会【開催記録】

▪️主  催:歴史研究分科会(ジャーナリズム史プロジェクト)

▪️日  時:2026年7月31日(金) 14:30-16:30

▪️開催形式:対面のみ

▪️場  所:日本新聞博物館鴨居収蔵庫(横浜市都筑区)

▪️登 壇 者:工藤路江(日本新聞協会・日本新聞博物館学芸員)

▪️司 会 者:石川徳幸(日本大学)

▪️参加人数: 12名

▪️開催記録:
 本研究会は、前年度の秋季研究発表会におけるワークショップ「日本新聞博物館の所蔵資料の概要とメディア史研究における可能性」を踏まえた取組みの一環として、同館資料の大半を保管する鴨居収蔵庫を見学し、今後のジャーナリズム史研究における活用の可能性を探ることを目的として実施したものである。当日は、同ワークショップでご登壇いただいた工藤路江氏にご案内いただくとともに、菅長佑記氏(同館学芸員)と阿部圭介氏(日本新聞協会・日本メディア学会歴史研究分科会担当理事)にもご同行いただいた。
 鴨居収蔵庫は所蔵資料を3フロアに分けて保管しており、約20万点という所蔵資料の概要について実物を見ながらご説明いただいた。
 最初に案内していただいた3階には、新聞本紙や号外をはじめ、冊子型新聞、かわら版、新聞附録、錦絵・錦絵新聞、写真ニュース、ポスターやチラシ、販売店関連資料、新聞人ゆかりの資料が保管されており、これまでの活用方法や研究者からの問い合わせへの対応などについて解説を受けた。
 続く2階には復刻版や新聞関連の書籍などの文献資料や小型の機材資料が保管されており、1階には印刷機など大型の機材資料が収められている。これらの資料を末永く受け継ぎ、展示等に役立てていくために、どのように保存しているのか、保存環境や資材、その他工夫についてもお話しいただくとともに、見学者との質疑応答・意見交換を行なった。
 今回の見学を通じて、ジャーナリズム史研究・メディア史研究における同館所蔵資料の活用可能性や、資料現物が持つ意義などについて考察を深めることができた。

▪️記録作成者:石川徳幸 (日本大学)