既刊目次(2001年〜2005年)

67号(2005年7月発行)

66号(2005年1月発行)

65号(2004年7月発行)

64号(2004年1月発行)

63号(2003年7月発行)

62号(2003年1月発行)

61号(2002年7月発行)

60号(2002年1月発行)

59号(2001年7月発行)

58号(2001年1月発行)


[ 68号〜77号(2006年〜2010年) | 78号〜 ]


第67号(2005年7月発行) 目次

■ 追悼 内川芳美先生

 内川さんと学会 ―学会をめぐる内川さんとの思い出     春原 昭彦
 内川芳美先生を偲ぶ                    有山 輝雄

■ 特集 メディア史研究の方法再考――メッセージの生産と受容の歴史

 特集テーマをめぐって                   飯塚 浩一
 「言論史」の方法的諸問題
    ――戦後研究史のなかでの一つの見取図        香内 三郎
 メディア史研究における読者研究
    ――視座の転換を目指して              有山 輝雄
 オーディエンスの作法とメディアの三層構造         山口  誠
 「反戦」の語りと読みのメディア史
    ――手記から映画へ:「ひめゆりの塔」を事例にして  福間 良明
 メディア史的アプローチ
    ――歴史教科書の場合                佐藤 卓己

■ 論文

 ゲームセンターにおけるコミュニケーション空間の生成    加藤 裕康
 「新自由主義」に関するメディア言説の編成
   ――朝日・読売両紙における電電改革報道        山腰 修三
     (一九八二・一一‐一九八五・四)を事例として
 「放送」以前におけるテレビジョン技術社会史の射程
    ――昭和初期における公開実験の変容をめぐって    飯田  豊
 児童期におけるコマーシャル理解の発達           駒谷 真美
                              無藤  隆
 一九二〇年代三〇年代における『健康観』に関する一考察
    ――『キング』『主婦之友』『家の光』における健康関連記事の内容分析を中心に
                              森 麻弥

■ 二〇〇四年度秋季研究発表会 ワークショップ報告

1 放送番組の評価――視聴率と視聴質再考…………………………記録 服部 孝章
2 憲法とジャーナリズムPart?………………………………………記録 飯室 勝彦
3 ジャーナリズム教育を考える――学会の課題……………………記録 田村 紀雄
4 ポピュリズムとマスメディア………………………………………記録 谷藤 悦史
5 インターネットにおけるメディア・マトリックス………………記録 岡田 朋之
6 昭和初期の大衆化メディアと普選法公布――円本を例に………記録 有山 輝雄
7 ジャーナリストの専門性――歴史社会学的検討…………………記録 佐藤 卓己

■ 研究会の記録(二〇〇四年一一月〜二〇〇五年五月)

    横並び誤報の背景/地域情報におけるモバイル・インターネット活用の可能性/英国の新聞タブロイド判化傾向とジャーナリズムの変容/世界の公共放送を考える/ウェブ・ジャーナリズムの行方/イギリスのテレビジャーナリズムの現状

■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程

■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領

■日本マス・コミュニケーンヨン学会会員研究文献目録

■英文抄録


第66号(2005年1月発行) 目次

■特集 戦時におけるメディアと権力 −日本を中心として

 特集テーマをめぐって                     小川浩一
 太平洋戦争下の新聞メディア                  前坂俊之
 GHQの放送番組政策
   −CI&Eの「情報番組」と番組指導−           向後英紀
 同盟通信社の「戦時報道体制」 −通信社と国家         里見 脩
 限定諸戦争におけるメディア
   −分析の枠組みづくりに向けて               橋本 晃

■論文

 オーディエンスの身体 −音楽享受をめぐって          鍵本 優
 ネットに媒介される儀礼的パフォーマンス
  −2ちゃんねる・吉野家祭りをめぐるメディア人間学的研究   伊藤昌亮
 日本近代「美術」の成立とジャーナリズム            坪井りん

■二〇〇四年度春季研究発表会

シンポジウム

 1 東北振興ナショナル・プロジェクトと地域ジャーナリズム

  問題提起者:秋田幸男  江波戸宏  野月輝昭  山田厚史
  討 論 者:田村紀雄
  司 会 者:石川 旺

 2 「新聞研究」再考

  問題提起者:有山輝雄  柳澤伸司  駒村圭吾
  討 論 者:中馬清福  小黒 純
  司 会 者:佐藤卓己

■二〇〇四年度春季研究発表会 ワークショップ報告

 1 〈オーディエンス〉の誕生             記録 向後英紀
 2 地上波テレビのデジタル化・その展望と課題     記録 清水 真
 3 憲法とジャーナリズム               記録 後藤 登
 4 地域・メディア研究をめぐる研究方法        記録 森田 均
 5 インターネットと世論形成
    −二〇〇三年総選挙からイラク人質事件まで    記録 北村順生
 6 世界社会フォーラムと日本のメディア        記録 桂 敬一
 7 ジャーナリズム教育を考える            記録 岡村黎明
 8 多メディア時代におけるメディア教育の可能性    記録 藤田真文
 9 メディアの法理と社会的責任            記録 渡辺武達

■研究会の記録(二〇〇四年四月〜二〇〇四年一〇月)

 エスニック・メディア研究の現状と課題/
 新聞用紙から見る新聞紙

■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程

■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領

■英文抄録


第65号(2004年7月発行) 目次

■特集 メディア秩序の変容と新しい公共性

 特集テーマをめぐつて                     藤田真文
  メディアと公共性の原理の現在
   −− パブリック・システムとしての放送を再考する      水島久光
  水島論文へのコメント                     干川剛史
  コメントヘの返信                       水島久光
  「オルターナティヴ・メディア」は公共的か
   −− その再帰的公共性の考察                林 香里
  林論文へのコメント                      徳安 彰
  コメントヘの返信                       林 香里

■論文

  一九三一〜一九四五年化粧品広告にみる女性美の変遷      石田あゆう
  脳死・臓器移植報道に対する視聴の分析
   −− TBS『ニュースの森』をテクストとして       清水瑞久
  日本の新聞におけるSARS報道について
   − 中国報道の宣伝的側面に関する数量分析         杉野定嘉
  第二次世界大戦初期のアメリカ政府による日本語新聞の利用
   −事実統計局(OFF)および初期戦時情報局(OWI)の
    情報提供と編集介入を中心に               水野剛也
  台湾の「コールイン討論番組」について
   − 双方向討論番組の社会的意義              林 怡蓉

■二〇〇三年度秋季研究発表会

シンポジウム 「テレビ研究五〇年」

  問題提起者:小林直毅   石田佐恵子  稲葉哲郎
  討 論 者:小田貞夫   斉藤慎一   水野博介
  司 会 者:伊豫田康宏  藤田真文

■研究会の記録(二〇〇三年十一月から二〇〇四年三月)

  メディア規制立法とメディアの現在そして近未来/
  民族社会学のナショナリズムと宣伝学の知/
  武力攻撃事態法にもとづく指定公共機関制度と放送の自由/
  テレビとインターネットの同時利用行動/
  第二次世界大戟期の連合軍による対日宣伝ビラについて/
  『ジャーナリズムおよびマス・コミュニケーション教育に関する調査報告書』について/
  インターネットと既存メディアの比較調査/
  テレビCMの保存と文化研究の視点/
  ニューヨークタイムズ記者の記事捏造が問い掛けたもの/
  韓国における太陽政策と南北放送交流について

■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程

■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領

■日本マス・コミュニケーンヨン学会会員研究文献目録

■英文抄録


第64号(2004年1月発行) 目次

■特集 メッセージ分析の可能性

 特集テーマをめぐつて                     藤田真文
 内容分析研究の展開                      日吉昭彦
 言説分析の新たな展開
  −−テレビのメッセージをめぐる研究動向           岡井崇之
 内容分析研究におけるコンピュータの利用状況
  −−米国の事例を中心として                 吉田文彦
 エスノメソドロジー・会話分析におけるメッセージ分析の方法   山田富秋
 「ジェンダーとメディア」研究におけるメッセージ分析      四方由美

■論文

 映像広告に関する理解の実践過程
  −−「象徴」をめぐる相互行為的な実践            是永 論
 グローバル化時代におけるエスニック・メディアの社会的機能
  −−ニューヨーク市の日系新聞読者調査から          藤田結子
 多チャンネル状況におけるチャンネル・レパートリーと情報志向性
  −−視聴頻度別レパートリー指標からの視点          古川良治
 カルチュラル・スタディーズにおける批判的コミュニケーション論の再構成
  −−スチュアート・ホールの視座転換を手がかりにして     山腰修三
 娯楽化する教育
  −−「ドラえもん」のエデュテイメント教材を中心に      山田暢子

■第十一回日韓国際シンポジウム

 「イラク戦争とジャーナリズム」第四部 討論とパネル・ディスカッション
   鈴木みどり

■二〇〇三年度春季研究発表会 ワークショップ報告

 1 北朝鮮報道と総ジャーナリズム状況を考える        記録 橋場義之
 2 ナラティブ・ジャーナリズムの理論と展開
    −−「市民化」表現の日米比較             記録 小玉美意子
 3 ファシスト的公共性と音声ナショナリズム
    −−『ラジオ=ファシズム』論再考           記録 山口功二
 4 デジタル放送時代のネットワークと地域放送        記録 碓井広義
 5 インターネット空間におけるジャーナリズムの可能性    記録 新井久爾夫
 6 ジャーナリズムおよびマス・コミュニケーション教育の現状における問題点と
   今後の方向性 −−学会員調査の結果から−−       記録 福田 充
 7 新聞はどこへ行くのか                  記録 篠原俊行
 8 小さな巨大メディア −−コミック同人誌の現在(2)   記録 藤田高弘
 9 メディア環境の変化と韓国の大統領選挙          記録 岩渕美克
 10 地域の紛争における会議集会を放送はいかに伝えるか
    −−議論への市民参加と情報の共有のために       記録 松浦さと子
 11 地域向けニュース・情報番組の製作、編成と消費      記録 小林直毅

■研究会の記録(二〇〇三年四月〜二〇〇三年一〇月)

 裁判員制度と取材・報道の自由/
 ドキュメンタリーの可能性/
 『ブロンディ』/
 デジタル時代のコンテンツを考えるシリーズ3/
 地上デジタル放送を活用した地域情報提供の可能性/
 天皇報道とラジオ

第63号(2003年7月発行) 目次


■特集 テレビ50年の光と影

 はじめに                      谷藤悦史
 テレビとメディア・コミュニケーションの変化     牧田徹雄
 「テレビと政治」の50年
   ー創造としての政治から消費としての政治へ    谷藤悦史
 テレビジャーナリズムの里程             今村庸一
 「テレビを見ること」と消費生活           高橋 徹
 テレビの未来 ー地方局の視点から          市村 元

■論文

 新聞記者制度の言説分析
   ー戦前期における保護と統制           河崎吉紀
 インターネット利用に関する日韓大学生比較研究
   ー利用動機・効用の分析を中心に         金 相美
 外山正一にみるメディアと芸術
   ー透明化されるメディアと国民の創生       清水瑞久
 「聴く習慣」、その条件
   ー街頭ラジオとオーディエンスのふるまい     山口 誠

■2002年度秋期研究発表会 ワークショップ報告

 1 メディアの市民化と言論・表現の自由再考    記録 小玉美意子
 2 "有事"とジャーナリズム            記録 飯室勝彦
 3 市民アクセス番組づくりの空間         記録 浅野保照
 4 新聞はどこに行くのか             記録 赤尾光史
 5 ディスクールとしての若者文化         記録 早川洋行
 6 「声」のドキュメンタリー           記録 山口 誠
 7 インターネット携帯電話のマスメディアと
   しての可能性をさぐる             記録 岡田朋之
 8 テレビは政治を変えたのか           記録 藤田博司
 9 対テロ戦争報道を検証する その1       記録 北村文夫

■研究会の記録

 マスメディア集中排除原則を見直す
 パブリック・アクセスの理論と放送のあり方

■日本マス・コミュニケーション学会会員研究文献目録

■英文抄訳


第62号(2003年1月発行) 目次


■特集 メディアイベントとしてのスポーツ

 はじめに                          渡辺 潤
 メディア・スポーツの変容 −「平和の祭典」からポストモダンの
  「メディア・イベント」へ                 黒田 勇
 W杯と日本の自画像、そして韓国という他者          ファン・ソンビン
 ジェンダー化された身体とスポーツ              田中東子
 ワールドカップ実況放送の現場から              山本 浩

■論文

 女性雑誌における東アジア観光都市のイメージ
   −−三重化するオリエンタリズムとグローバル化の交錯    岡田章子
 モノグラフ・サヴァイヴァル
   −ーアメリカにおける学術出版の電子化と「人文学の危機」  長谷川一
 "みんな"の『みんなのうた』
   −−NHK音楽番組の生産・消費をめぐる一考察       葉口英子
 コミュニティFMによるインターネット放送
   −−インターネット時代における地域メディアの新しい展開  坂田謙司
 メディアとしてのWebの成長を測る
  −−サーチロボットを使ったWebコンテンツ統計調査の試み    内田 斉
 ユーゴスラビア空爆におけるメディア統制とプロパガンダ     橋本 晃

■日本マス・コミュニケーション学会五〇周年記念式典・会長式辞

■二〇〇二年度春季研究発表会

シンポジウム
1 国際テロリズムとコミュニケーション・メディア −九・一一事件の検証を超えて

 基調講演:鶴木 眞
 問題提起:藤田弘夫  山本賢二  内藤 耕
 司  会:谷藤悦史

2 ワールドカップとローカル・メディア

 報 告:種田和義  大沢道義  黄 盛彬
 討 論:黒田 勇
 司 会:牛木素吉郎

[ワークショップ]

 1 集団的加熱取材を巡るメディアの規制と自律           記録 服部孝章
 2 "ジェンダー"はマス・コミュニケーション研究者の
   問題意識と方法にどのような影響をあたえるか?         記録 国広陽子
 3 メディア・イベントの社会文化史                記録 吉見俊哉
 4 IT時代における放送制度のあり方を考える            記録 市村 元
 5 ブロードバンド・携帯時代の新規メディアを地域にどう生かすか  記録 川喜田尚
 6 住民投票とローカル・ジャーナリズムの課題           記録 大石 裕
 7 新聞はどこへ行くのか                     記録 篠原俊行
 8 テレビの日常性とオーディエンス                記録 毛利嘉孝
 9 視聴者と放送局をつなぐ回路の現状               記録 田原茂行

■研究会の記録〈二〇〇二年四月〜二〇〇二年十月〉

 女性を定義すること、そしてメディアの女性定義
 デジタル時代のコンテンツを考えるシリーズ2
 IT時代における放送のあり方
 メディア・リテラシーのグローバルな展開と実践

■二〇〇二年度日本マス・コミュニケーション学会研究発表会の記録

■英文抄訳


第61号(2002年7月発行) 目次


■特集I シンポジウム

日本マス・コミュニケーション学会50年:「回顧と展望」

 報 告:内川芳美 春原昭彦 竹内郁郎
 討 論:清原慶子 石川 旺
 司 会:北村日出夫

■特集II 国際シンポジウム

「メディア・政治・権力」

 紛争と妥協 −ー北アイルランド紛争報道の諸問題
                          アイバー・ゲーバー
 メディア・デモクラシー
  −−メディアは政治システムをどのように変えるか
                          ヴォルフガング・ドンスバッハ
 合衆国における政治的シニシズム
  −−新旧のコミュニケーション・メディアによって実現した効果
                          ジョセフ・N・カペラ

■論文

 文字情報は成長を続けている
  −−情報流通センサスニ十年の分析           秋山哲
 週刊誌『アサヒ芸能』にみる性風俗生成の仕組み      景山佳代子
 一九二〇年代における新聞記者の学歴
  −−日本新聞年鑑所収「名鑑」の分析を通して      河崎吉紀
 ラジオにおける女性パーソナリティの役割
  −−女性ラジオパーソナリティヘのインタビューから   北出真紀恵
 在日朝鮮人メディア研究序説
  −−GHQ占領下における在日朝鮮人新聞の成立と変容  小林聡明
 草創期〈ラジオの「姿」〉
  −−婦人雑誌が伝えた家庭生活とラジオの関係      坂田謙司
 東欧旧社会主義国における国営テレビの変容
  −−チェコ・スロヴァキアの事例を中心に        清水 真
 エスニック・メディアのニュース制作
  −−ニューヨーク市の日系新聞を事例として       藤田結子
 インターネットが「視聴者→テレビ局」のフィードバック過程に及ぼしている影響に関する一考察
  −−TBSのWebサイトの機能分析を中心として
                             松野良一
 日系アメリカ人仮収容所における新聞検閲
  −−収容所規則と新聞検閲の一般的特徴         水野剛也

■二〇〇一年度秋季研究発表会ワークショップ報告

 1 メディア政治の現状と将来              記録 谷藤悦史
 2 中国におけるジャーナリズム、ジャーナリストの教育の現在を考える
 3 メディア規制と日本のジャーナリズム         記録 服部孝章
 4 ナショナリズムとメディア              記録 渡辺武達
 5 マスコミの冷笑主義(シニシズム)の政治的影響     記録 高瀬淳一
 6 戦時性暴力の表象と公共放送の危機をめぐって
 7 ジェンダーとメデイア研究における時間と空間     記録 小玉美意子
 8 国家意識の総動員と映画               記録 有山輝雄
 9 放送のクロス・オーナーシップを考える        記録 音 好宏
 10 学校教育におけるメディアリテラシー         記録 白石信子
 設立50周年記念京都フォーラム メディアと政治的権力   記録 渡辺武達

■研究会の記録

 新聞・放送資料の所在情報と利用方法
 訂正放送制度の運用実態と課題
 テレビメディアと危機報道を考える
 デジタル時代のコンテンツを考えるシリーズ1:ブロードバンド時代
 デジタル放送と在阪民放局の戦略
 新しい歴史資料を検証する
 移動電話サービスのグローバル展開と利用者の情報行動
 メディアはどのようにして「ジェンダー」を構築するのか?
 テレビメディアと危機報道
 テレビ番組研究の可能性

■日本マス・コミュニケーション学会会員研究文献目録

■英文抄訳


第60号(2002年1月発行) 目次


■特集 パワフル・メディア論再考

  特集「パワフル・メディア論再考」をめぐって      白石信子
  議題設定研究の新たな課題               竹下俊郎
  テレビと現実認識――培養理論の新たな展開を目指して  斉藤慎一
  沈黙の螺旋理論の展開                 安野智子
  マス・メディアと権力――主体・媒介・場        藤田真文

■論文

  朝鮮戦争におけるアメリカのプロパガンダ放送とNHK   井川充雄
  議題設定 もうひとつの潮流――単一争点長期アプローチ  小室広佐子
  インドネシアの国家開発とマスメディア
    ――「サンブンラサ・コミュニケーション」と「クロンプンチャピル」
                              坂田邦子
  『平凡』読者の連帯と戦後大衆文化            阪本博志
  ニュース・テクストのイシュー連関構造分析        鈴木 努
  間柄としてのメディア・コミュニケーション
    ――和辻哲郎の主体論を手がかりに          富山英彦

■2001年度春季研究発表会 シンポジウム報告

  1 マス・コミュニケーション研究の起源を問い直す
    ――ドイツ、アメリカ、日本におけるメディア研究の20世紀
     報告:土屋礼子 佐藤卓己 藤田真文
     討論:高橋直之 成田龍一
     司会:津金澤聡廣 吉見俊哉
  2 放送のデジタル化と公共性
     報告:渡辺武達 重延浩 田原茂行
     討論:片桐松樹 中村耕治
     司会:濱田純一 柳澤伸司
  3 21世紀のメディアをジェンダーの視点から拓く
     報告:加藤春恵子 源啓美 村松泰子
     討論:福田雅子 伊藤守
     司会:宮崎寿子 諸橋泰樹

■ワークショップ報告

  1 デジタル放送の展開とコンテンツ        岡村黎明
  2 二〇世紀メディアとしての放送         須藤春夫
  3 <テレビの世界>と視聴者の変容         藤竹 暁
  4 テレビとスポーツ中継のポリティクス      阿部 潔
  5 大衆文化読解の方法              小川博司
  6 地域活性化とマルチメディアの可能性      阿部裕行
  7 報道被害と新聞の対応             権田萬治
  8 新聞各社の苦情対応組織とメディア責任制度   浅野健一

■研究会の記録(2001年4月〜2001年10月)

  日米関係報道における両国メディアのパーセプション・ギャップ
  新聞・放送資料の所在情報と利用方法
  訂正放送制度の運用実態と課題

■2001年度日本マス・コミュニケーション学会研究発表会の記録

■英文抄訳


第59号(2001年7月発行) 目次


■特集 変貌と模索の中のマス・コミュニケーション教育

 大学教育における〈送り手〉教育の試み            飯塚浩一
 新しいメディア教育の試み                  柳澤伸司
 文理融合によるディジタル時代の「メディア・エキスパート」育成の試み
                               清原慶子
 コミュニケーション学部の設計と建設
         ――9年間の"一貫"教育体系へ――      田村紀雄
 「情報学」の構築                       小田原敏
 マス・コミュニケーション教育の現在             大井眞二

■論文

 アメリカ大統領選挙と国民の政治参加――メディアの功罪    飽戸 弘
 米国ジャーナリズムにおけるコンピュータ援用取材(CAR)の革新性と問題点
                               井上泰浩
 韓国・北朝鮮首脳会談に関するテレビ報道の内容分析      金 京煥
 台湾におけるメディア公共圏の生成と変容
              ――地下媒体の発展史を中心に   本田親史
 テレビ・ドキュメンタリーの成立――NHK『日本の素顔』   丹羽美之
 コミュニティ放送局のインターネット利用           森田 均
 広告倫理の議論に向けての一考察
      ――マーケティング的広告研究と社会情報的広告研究の架橋
                               水野由多加

■2000年度秋季研究発表会ワークショップ報告

 1 インターンシップとマス・コミュニケーション教育     田所 泉
 2 20世紀の映像文化を振り返る               伊藤 守
  3 ITからICTへ                    鈴木みどり
  4 放送デジタル化の展望とオーディエンスの利益       渡辺武達
  5 パブリックオピニオン・チャンネル            水越 伸
  6 オンライン教育の可能性と限界              三野裕之
  7 アメリカ大統領選挙の報道と投票行動           魚住真司

■研究会の記録(2000年11月〜2001年3月)

 グローバル情報化と新しい韓国放送法
 テレビの政治的役割に関する史的分析
 電話帳の社会史をめぐって
 デジタル時代の地方テレビ局とコンテンツのあり方
 『擬似少年のプライバシー保護』と表現の自由
 視聴覚表象への社会学的アプローチ

■日本マス・コミュニケーション学会会員研究文献目録

■英文抄訳


第58号(2001年1月発行) 目次


■特集 情報技術の進展とメディア秩序の変容

 特集テーマに寄せて                    編集委員会
 東南アジアの開発主義とメディア政策
  −−国際競争の進展のなかで               内藤 耕
 米テレビ市場におけるメディア間勢力地図の変遷と最近の動向
                              山口秀夫
 ヨーロッパにおけるマス・メディアの変容          広瀬英彦
 デジタル情報化と東アジアのメディア文化
  −−韓国社会、華人社会におけるメディア実践と文化形成
                     水越 伸・金 亮都・劉 雪雁

■論文

 フレーム形成過程に関する理論的一考察
  −−ニュース論の統合化に向けて             烏谷昌之
 デジタル情報時代の新聞経営                土井 正
 「プレスの社会的責任論」再訪
  −−「米国プレス委員会」一般報告書提出から53年を経て
                              林 香里
 日系アメリカ人強制収容所における新聞の「検閲」と「監督」
  −−立ち退き・収容初期における政府の新開発行・管理政策
                              水野剛也
 『ニューヨークタイムズ』におけるOp・Edページの展開    茂木 崇
 市場競争とともに発展する中国のテレビ放送
  −−中央テレビの広告オークションを中心に        楊 霜
 参加者固定CMCにおける対人関係
  −−発言数と発言応答構造の分析を通じて
                     山下玲子・藤島喜嗣・村田光二

■二〇〇〇年度春季研究発表会

 シンポジウム

 1 マス・コミュニケーション研究と大学教育
    −−21世紀のジャーナリズム教育の課題
    報告:有山輝雄  大井眞二  友野庄平  前川昌夫  田村紀雄
    司会:後藤和彦  加藤晴明
 2 メディアと二十世紀の文化 −−〈関西〉の視点から考える
    報告:黒田 勇  鷲田清一  長谷正人  水越 伸
    司会:加藤春恵子  岡田朋之

 [ワークショップ]

 1 視聴者類型から見るオーディエンス像とテレビの世界
                           記録 小林直毅
 2 家族とテレビ                  記録 白石信子
 3 デジタル・メディアと新たなオーディエンス    記録 見城武秀
 5 リテラシーとイメージギャップ          記録 黒川貢三郎
 6 デジタル・ネットワーク時代のジャーナリズムの可能性
                           記録 市村 元
 7 日本におけるメディア史研究の源流        記録 土屋礼子
 8 スポーツ放送の商業化と公共性をめぐって     記録 村瀬眞文

■研究会の記録(二〇〇〇年四月〜二〇〇〇年十月)

 メディア融合とテレビの機能の変容
 テレビ番組における[東京のまなざし]
 メールマガジンと新しいジャーナリズムの可能性
 ハンガリーの経済学者が見た日本のマスメディア
 エレノア・ルーズベルトと日本
 多文化社会とメディア
 新・新聞倫理綱領と公共的使命

■二〇〇〇年度日本マス・コミュニケーション学会研究発表会の記録

■英文抄訳