既刊目次(2001年〜2005年)
67号(2005年7月発行)
66号(2005年1月発行)
65号(2004年7月発行)
64号(2004年1月発行)
63号(2003年7月発行)
62号(2003年1月発行)
61号(2002年7月発行)
60号(2002年1月発行)
59号(2001年7月発行)
58号(2001年1月発行)
[ 68号〜77号(2006年〜2010年) | 78号〜 ]
第67号(2005年7月発行) 目次
■ 追悼 内川芳美先生
内川さんと学会 ―学会をめぐる内川さんとの思い出 春原 昭彦
内川芳美先生を偲ぶ 有山 輝雄
■ 特集 メディア史研究の方法再考――メッセージの生産と受容の歴史
特集テーマをめぐって 飯塚 浩一
「言論史」の方法的諸問題
――戦後研究史のなかでの一つの見取図 香内 三郎
メディア史研究における読者研究
――視座の転換を目指して 有山 輝雄
オーディエンスの作法とメディアの三層構造 山口 誠
「反戦」の語りと読みのメディア史
――手記から映画へ:「ひめゆりの塔」を事例にして 福間 良明
メディア史的アプローチ
――歴史教科書の場合 佐藤 卓己
■ 論文
ゲームセンターにおけるコミュニケーション空間の生成 加藤 裕康
「新自由主義」に関するメディア言説の編成
――朝日・読売両紙における電電改革報道 山腰 修三
(一九八二・一一‐一九八五・四)を事例として
「放送」以前におけるテレビジョン技術社会史の射程
――昭和初期における公開実験の変容をめぐって 飯田 豊
児童期におけるコマーシャル理解の発達 駒谷 真美
無藤 隆
一九二〇年代三〇年代における『健康観』に関する一考察
――『キング』『主婦之友』『家の光』における健康関連記事の内容分析を中心に
森 麻弥
■ 二〇〇四年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 放送番組の評価――視聴率と視聴質再考…………………………記録 服部 孝章
2 憲法とジャーナリズムPart?………………………………………記録 飯室 勝彦
3 ジャーナリズム教育を考える――学会の課題……………………記録 田村 紀雄
4 ポピュリズムとマスメディア………………………………………記録 谷藤 悦史
5 インターネットにおけるメディア・マトリックス………………記録 岡田 朋之
6 昭和初期の大衆化メディアと普選法公布――円本を例に………記録 有山 輝雄
7 ジャーナリストの専門性――歴史社会学的検討…………………記録 佐藤 卓己
■ 研究会の記録(二〇〇四年一一月〜二〇〇五年五月)
横並び誤報の背景/地域情報におけるモバイル・インターネット活用の可能性/英国の新聞タブロイド判化傾向とジャーナリズムの変容/世界の公共放送を考える/ウェブ・ジャーナリズムの行方/イギリスのテレビジャーナリズムの現状
■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程
■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領
■日本マス・コミュニケーンヨン学会会員研究文献目録
■英文抄録
第66号(2005年1月発行) 目次
■特集 戦時におけるメディアと権力 −日本を中心として
特集テーマをめぐって 小川浩一 太平洋戦争下の新聞メディア 前坂俊之 GHQの放送番組政策 −CI&Eの「情報番組」と番組指導− 向後英紀 同盟通信社の「戦時報道体制」 −通信社と国家 里見 脩 限定諸戦争におけるメディア −分析の枠組みづくりに向けて 橋本 晃■論文
オーディエンスの身体 −音楽享受をめぐって 鍵本 優 ネットに媒介される儀礼的パフォーマンス −2ちゃんねる・吉野家祭りをめぐるメディア人間学的研究 伊藤昌亮 日本近代「美術」の成立とジャーナリズム 坪井りん■二〇〇四年度春季研究発表会
シンポジウム
1 東北振興ナショナル・プロジェクトと地域ジャーナリズム
問題提起者:秋田幸男 江波戸宏 野月輝昭 山田厚史 討 論 者:田村紀雄 司 会 者:石川 旺2 「新聞研究」再考
問題提起者:有山輝雄 柳澤伸司 駒村圭吾 討 論 者:中馬清福 小黒 純 司 会 者:佐藤卓己■二〇〇四年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 〈オーディエンス〉の誕生 記録 向後英紀 2 地上波テレビのデジタル化・その展望と課題 記録 清水 真 3 憲法とジャーナリズム 記録 後藤 登 4 地域・メディア研究をめぐる研究方法 記録 森田 均 5 インターネットと世論形成 −二〇〇三年総選挙からイラク人質事件まで 記録 北村順生 6 世界社会フォーラムと日本のメディア 記録 桂 敬一 7 ジャーナリズム教育を考える 記録 岡村黎明 8 多メディア時代におけるメディア教育の可能性 記録 藤田真文 9 メディアの法理と社会的責任 記録 渡辺武達■研究会の記録(二〇〇四年四月〜二〇〇四年一〇月)
エスニック・メディア研究の現状と課題/ 新聞用紙から見る新聞紙■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程
■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領
■英文抄録
第65号(2004年7月発行) 目次
■特集 メディア秩序の変容と新しい公共性
特集テーマをめぐつて 藤田真文 メディアと公共性の原理の現在 −− パブリック・システムとしての放送を再考する 水島久光 水島論文へのコメント 干川剛史 コメントヘの返信 水島久光 「オルターナティヴ・メディア」は公共的か −− その再帰的公共性の考察 林 香里 林論文へのコメント 徳安 彰 コメントヘの返信 林 香里■論文
一九三一〜一九四五年化粧品広告にみる女性美の変遷 石田あゆう 脳死・臓器移植報道に対する視聴の分析 −− TBS『ニュースの森』をテクストとして 清水瑞久 日本の新聞におけるSARS報道について − 中国報道の宣伝的側面に関する数量分析 杉野定嘉 第二次世界大戦初期のアメリカ政府による日本語新聞の利用 −事実統計局(OFF)および初期戦時情報局(OWI)の 情報提供と編集介入を中心に 水野剛也 台湾の「コールイン討論番組」について − 双方向討論番組の社会的意義 林 怡蓉■二〇〇三年度秋季研究発表会
シンポジウム 「テレビ研究五〇年」
問題提起者:小林直毅 石田佐恵子 稲葉哲郎 討 論 者:小田貞夫 斉藤慎一 水野博介 司 会 者:伊豫田康宏 藤田真文■研究会の記録(二〇〇三年十一月から二〇〇四年三月)
メディア規制立法とメディアの現在そして近未来/ 民族社会学のナショナリズムと宣伝学の知/ 武力攻撃事態法にもとづく指定公共機関制度と放送の自由/ テレビとインターネットの同時利用行動/ 第二次世界大戟期の連合軍による対日宣伝ビラについて/ 『ジャーナリズムおよびマス・コミュニケーション教育に関する調査報告書』について/ インターネットと既存メディアの比較調査/ テレビCMの保存と文化研究の視点/ ニューヨークタイムズ記者の記事捏造が問い掛けたもの/ 韓国における太陽政策と南北放送交流について■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程
■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領
■日本マス・コミュニケーンヨン学会会員研究文献目録
■英文抄録
第64号(2004年1月発行) 目次
■特集 メッセージ分析の可能性
特集テーマをめぐつて 藤田真文 内容分析研究の展開 日吉昭彦 言説分析の新たな展開 −−テレビのメッセージをめぐる研究動向 岡井崇之 内容分析研究におけるコンピュータの利用状況 −−米国の事例を中心として 吉田文彦 エスノメソドロジー・会話分析におけるメッセージ分析の方法 山田富秋 「ジェンダーとメディア」研究におけるメッセージ分析 四方由美■論文
映像広告に関する理解の実践過程 −−「象徴」をめぐる相互行為的な実践 是永 論 グローバル化時代におけるエスニック・メディアの社会的機能 −−ニューヨーク市の日系新聞読者調査から 藤田結子 多チャンネル状況におけるチャンネル・レパートリーと情報志向性 −−視聴頻度別レパートリー指標からの視点 古川良治 カルチュラル・スタディーズにおける批判的コミュニケーション論の再構成 −−スチュアート・ホールの視座転換を手がかりにして 山腰修三 娯楽化する教育 −−「ドラえもん」のエデュテイメント教材を中心に 山田暢子■第十一回日韓国際シンポジウム
「イラク戦争とジャーナリズム」第四部 討論とパネル・ディスカッション 鈴木みどり■二〇〇三年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 北朝鮮報道と総ジャーナリズム状況を考える 記録 橋場義之 2 ナラティブ・ジャーナリズムの理論と展開 −−「市民化」表現の日米比較 記録 小玉美意子 3 ファシスト的公共性と音声ナショナリズム −−『ラジオ=ファシズム』論再考 記録 山口功二 4 デジタル放送時代のネットワークと地域放送 記録 碓井広義 5 インターネット空間におけるジャーナリズムの可能性 記録 新井久爾夫 6 ジャーナリズムおよびマス・コミュニケーション教育の現状における問題点と 今後の方向性 −−学会員調査の結果から−− 記録 福田 充 7 新聞はどこへ行くのか 記録 篠原俊行 8 小さな巨大メディア −−コミック同人誌の現在(2) 記録 藤田高弘 9 メディア環境の変化と韓国の大統領選挙 記録 岩渕美克 10 地域の紛争における会議集会を放送はいかに伝えるか −−議論への市民参加と情報の共有のために 記録 松浦さと子 11 地域向けニュース・情報番組の製作、編成と消費 記録 小林直毅■研究会の記録(二〇〇三年四月〜二〇〇三年一〇月)
裁判員制度と取材・報道の自由/ ドキュメンタリーの可能性/ 『ブロンディ』/ デジタル時代のコンテンツを考えるシリーズ3/ 地上デジタル放送を活用した地域情報提供の可能性/ 天皇報道とラジオ
第63号(2003年7月発行) 目次
■特集 テレビ50年の光と影
はじめに 谷藤悦史 テレビとメディア・コミュニケーションの変化 牧田徹雄 「テレビと政治」の50年 ー創造としての政治から消費としての政治へ 谷藤悦史 テレビジャーナリズムの里程 今村庸一 「テレビを見ること」と消費生活 高橋 徹 テレビの未来 ー地方局の視点から 市村 元■論文
新聞記者制度の言説分析 ー戦前期における保護と統制 河崎吉紀 インターネット利用に関する日韓大学生比較研究 ー利用動機・効用の分析を中心に 金 相美 外山正一にみるメディアと芸術 ー透明化されるメディアと国民の創生 清水瑞久 「聴く習慣」、その条件 ー街頭ラジオとオーディエンスのふるまい 山口 誠■2002年度秋期研究発表会 ワークショップ報告
1 メディアの市民化と言論・表現の自由再考 記録 小玉美意子 2 "有事"とジャーナリズム 記録 飯室勝彦 3 市民アクセス番組づくりの空間 記録 浅野保照 4 新聞はどこに行くのか 記録 赤尾光史 5 ディスクールとしての若者文化 記録 早川洋行 6 「声」のドキュメンタリー 記録 山口 誠 7 インターネット携帯電話のマスメディアと しての可能性をさぐる 記録 岡田朋之 8 テレビは政治を変えたのか 記録 藤田博司 9 対テロ戦争報道を検証する その1 記録 北村文夫■研究会の記録
マスメディア集中排除原則を見直す パブリック・アクセスの理論と放送のあり方■日本マス・コミュニケーション学会会員研究文献目録
■英文抄訳
第62号(2003年1月発行) 目次
■特集 メディアイベントとしてのスポーツ
はじめに 渡辺 潤 メディア・スポーツの変容 −「平和の祭典」からポストモダンの 「メディア・イベント」へ 黒田 勇 W杯と日本の自画像、そして韓国という他者 ファン・ソンビン ジェンダー化された身体とスポーツ 田中東子 ワールドカップ実況放送の現場から 山本 浩■論文
女性雑誌における東アジア観光都市のイメージ −−三重化するオリエンタリズムとグローバル化の交錯 岡田章子 モノグラフ・サヴァイヴァル −ーアメリカにおける学術出版の電子化と「人文学の危機」 長谷川一 "みんな"の『みんなのうた』 −−NHK音楽番組の生産・消費をめぐる一考察 葉口英子 コミュニティFMによるインターネット放送 −−インターネット時代における地域メディアの新しい展開 坂田謙司 メディアとしてのWebの成長を測る −−サーチロボットを使ったWebコンテンツ統計調査の試み 内田 斉 ユーゴスラビア空爆におけるメディア統制とプロパガンダ 橋本 晃■日本マス・コミュニケーション学会五〇周年記念式典・会長式辞
■二〇〇二年度春季研究発表会
シンポジウム
1 国際テロリズムとコミュニケーション・メディア −九・一一事件の検証を超えて基調講演:鶴木 眞 問題提起:藤田弘夫 山本賢二 内藤 耕 司 会:谷藤悦史2 ワールドカップとローカル・メディア
報 告:種田和義 大沢道義 黄 盛彬 討 論:黒田 勇 司 会:牛木素吉郎[ワークショップ]
1 集団的加熱取材を巡るメディアの規制と自律 記録 服部孝章 2 "ジェンダー"はマス・コミュニケーション研究者の 問題意識と方法にどのような影響をあたえるか? 記録 国広陽子 3 メディア・イベントの社会文化史 記録 吉見俊哉 4 IT時代における放送制度のあり方を考える 記録 市村 元 5 ブロードバンド・携帯時代の新規メディアを地域にどう生かすか 記録 川喜田尚 6 住民投票とローカル・ジャーナリズムの課題 記録 大石 裕 7 新聞はどこへ行くのか 記録 篠原俊行 8 テレビの日常性とオーディエンス 記録 毛利嘉孝 9 視聴者と放送局をつなぐ回路の現状 記録 田原茂行■研究会の記録〈二〇〇二年四月〜二〇〇二年十月〉
女性を定義すること、そしてメディアの女性定義 デジタル時代のコンテンツを考えるシリーズ2 IT時代における放送のあり方 メディア・リテラシーのグローバルな展開と実践■二〇〇二年度日本マス・コミュニケーション学会研究発表会の記録
■英文抄訳
第61号(2002年7月発行) 目次
■特集I シンポジウム
日本マス・コミュニケーション学会50年:「回顧と展望」
報 告:内川芳美 春原昭彦 竹内郁郎 討 論:清原慶子 石川 旺 司 会:北村日出夫■特集II 国際シンポジウム
「メディア・政治・権力」
紛争と妥協 −ー北アイルランド紛争報道の諸問題 アイバー・ゲーバー メディア・デモクラシー −−メディアは政治システムをどのように変えるか ヴォルフガング・ドンスバッハ 合衆国における政治的シニシズム −−新旧のコミュニケーション・メディアによって実現した効果 ジョセフ・N・カペラ■論文
文字情報は成長を続けている −−情報流通センサスニ十年の分析 秋山哲 週刊誌『アサヒ芸能』にみる性風俗生成の仕組み 景山佳代子 一九二〇年代における新聞記者の学歴 −−日本新聞年鑑所収「名鑑」の分析を通して 河崎吉紀 ラジオにおける女性パーソナリティの役割 −−女性ラジオパーソナリティヘのインタビューから 北出真紀恵 在日朝鮮人メディア研究序説 −−GHQ占領下における在日朝鮮人新聞の成立と変容 小林聡明 草創期〈ラジオの「姿」〉 −−婦人雑誌が伝えた家庭生活とラジオの関係 坂田謙司 東欧旧社会主義国における国営テレビの変容 −−チェコ・スロヴァキアの事例を中心に 清水 真 エスニック・メディアのニュース制作 −−ニューヨーク市の日系新聞を事例として 藤田結子 インターネットが「視聴者→テレビ局」のフィードバック過程に及ぼしている影響に関する一考察 −−TBSのWebサイトの機能分析を中心として 松野良一 日系アメリカ人仮収容所における新聞検閲 −−収容所規則と新聞検閲の一般的特徴 水野剛也■二〇〇一年度秋季研究発表会ワークショップ報告
1 メディア政治の現状と将来 記録 谷藤悦史 2 中国におけるジャーナリズム、ジャーナリストの教育の現在を考える 3 メディア規制と日本のジャーナリズム 記録 服部孝章 4 ナショナリズムとメディア 記録 渡辺武達 5 マスコミの冷笑主義(シニシズム)の政治的影響 記録 高瀬淳一 6 戦時性暴力の表象と公共放送の危機をめぐって 7 ジェンダーとメデイア研究における時間と空間 記録 小玉美意子 8 国家意識の総動員と映画 記録 有山輝雄 9 放送のクロス・オーナーシップを考える 記録 音 好宏 10 学校教育におけるメディアリテラシー 記録 白石信子 設立50周年記念京都フォーラム メディアと政治的権力 記録 渡辺武達■研究会の記録
新聞・放送資料の所在情報と利用方法 訂正放送制度の運用実態と課題 テレビメディアと危機報道を考える デジタル時代のコンテンツを考えるシリーズ1:ブロードバンド時代 デジタル放送と在阪民放局の戦略 新しい歴史資料を検証する 移動電話サービスのグローバル展開と利用者の情報行動 メディアはどのようにして「ジェンダー」を構築するのか? テレビメディアと危機報道 テレビ番組研究の可能性■日本マス・コミュニケーション学会会員研究文献目録
■英文抄訳
第60号(2002年1月発行) 目次
■特集 パワフル・メディア論再考
特集「パワフル・メディア論再考」をめぐって 白石信子 議題設定研究の新たな課題 竹下俊郎 テレビと現実認識――培養理論の新たな展開を目指して 斉藤慎一 沈黙の螺旋理論の展開 安野智子 マス・メディアと権力――主体・媒介・場 藤田真文■論文
朝鮮戦争におけるアメリカのプロパガンダ放送とNHK 井川充雄 議題設定 もうひとつの潮流――単一争点長期アプローチ 小室広佐子 インドネシアの国家開発とマスメディア ――「サンブンラサ・コミュニケーション」と「クロンプンチャピル」 坂田邦子 『平凡』読者の連帯と戦後大衆文化 阪本博志 ニュース・テクストのイシュー連関構造分析 鈴木 努 間柄としてのメディア・コミュニケーション ――和辻哲郎の主体論を手がかりに 富山英彦■2001年度春季研究発表会 シンポジウム報告
1 マス・コミュニケーション研究の起源を問い直す ――ドイツ、アメリカ、日本におけるメディア研究の20世紀 報告:土屋礼子 佐藤卓己 藤田真文 討論:高橋直之 成田龍一 司会:津金澤聡廣 吉見俊哉 2 放送のデジタル化と公共性 報告:渡辺武達 重延浩 田原茂行 討論:片桐松樹 中村耕治 司会:濱田純一 柳澤伸司 3 21世紀のメディアをジェンダーの視点から拓く 報告:加藤春恵子 源啓美 村松泰子 討論:福田雅子 伊藤守 司会:宮崎寿子 諸橋泰樹■ワークショップ報告
1 デジタル放送の展開とコンテンツ 岡村黎明 2 二〇世紀メディアとしての放送 須藤春夫 3 <テレビの世界>と視聴者の変容 藤竹 暁 4 テレビとスポーツ中継のポリティクス 阿部 潔 5 大衆文化読解の方法 小川博司 6 地域活性化とマルチメディアの可能性 阿部裕行 7 報道被害と新聞の対応 権田萬治 8 新聞各社の苦情対応組織とメディア責任制度 浅野健一■研究会の記録(2001年4月〜2001年10月)
日米関係報道における両国メディアのパーセプション・ギャップ 新聞・放送資料の所在情報と利用方法 訂正放送制度の運用実態と課題■2001年度日本マス・コミュニケーション学会研究発表会の記録
■英文抄訳
第59号(2001年7月発行) 目次
■特集 変貌と模索の中のマス・コミュニケーション教育
大学教育における〈送り手〉教育の試み 飯塚浩一 新しいメディア教育の試み 柳澤伸司 文理融合によるディジタル時代の「メディア・エキスパート」育成の試み 清原慶子 コミュニケーション学部の設計と建設 ――9年間の"一貫"教育体系へ―― 田村紀雄 「情報学」の構築 小田原敏 マス・コミュニケーション教育の現在 大井眞二■論文
アメリカ大統領選挙と国民の政治参加――メディアの功罪 飽戸 弘 米国ジャーナリズムにおけるコンピュータ援用取材(CAR)の革新性と問題点 井上泰浩 韓国・北朝鮮首脳会談に関するテレビ報道の内容分析 金 京煥 台湾におけるメディア公共圏の生成と変容 ――地下媒体の発展史を中心に 本田親史 テレビ・ドキュメンタリーの成立――NHK『日本の素顔』 丹羽美之 コミュニティ放送局のインターネット利用 森田 均 広告倫理の議論に向けての一考察 ――マーケティング的広告研究と社会情報的広告研究の架橋 水野由多加■2000年度秋季研究発表会ワークショップ報告
1 インターンシップとマス・コミュニケーション教育 田所 泉 2 20世紀の映像文化を振り返る 伊藤 守 3 ITからICTへ 鈴木みどり 4 放送デジタル化の展望とオーディエンスの利益 渡辺武達 5 パブリックオピニオン・チャンネル 水越 伸 6 オンライン教育の可能性と限界 三野裕之 7 アメリカ大統領選挙の報道と投票行動 魚住真司■研究会の記録(2000年11月〜2001年3月)
グローバル情報化と新しい韓国放送法 テレビの政治的役割に関する史的分析 電話帳の社会史をめぐって デジタル時代の地方テレビ局とコンテンツのあり方 『擬似少年のプライバシー保護』と表現の自由 視聴覚表象への社会学的アプローチ■日本マス・コミュニケーション学会会員研究文献目録
■英文抄訳
第58号(2001年1月発行) 目次
■特集 情報技術の進展とメディア秩序の変容
特集テーマに寄せて 編集委員会 東南アジアの開発主義とメディア政策 −−国際競争の進展のなかで 内藤 耕 米テレビ市場におけるメディア間勢力地図の変遷と最近の動向 山口秀夫 ヨーロッパにおけるマス・メディアの変容 広瀬英彦 デジタル情報化と東アジアのメディア文化 −−韓国社会、華人社会におけるメディア実践と文化形成 水越 伸・金 亮都・劉 雪雁■論文
フレーム形成過程に関する理論的一考察 −−ニュース論の統合化に向けて 烏谷昌之 デジタル情報時代の新聞経営 土井 正 「プレスの社会的責任論」再訪 −−「米国プレス委員会」一般報告書提出から53年を経て 林 香里 日系アメリカ人強制収容所における新聞の「検閲」と「監督」 −−立ち退き・収容初期における政府の新開発行・管理政策 水野剛也 『ニューヨークタイムズ』におけるOp・Edページの展開 茂木 崇 市場競争とともに発展する中国のテレビ放送 −−中央テレビの広告オークションを中心に 楊 霜 参加者固定CMCにおける対人関係 −−発言数と発言応答構造の分析を通じて 山下玲子・藤島喜嗣・村田光二■二〇〇〇年度春季研究発表会
シンポジウム
1 マス・コミュニケーション研究と大学教育 −−21世紀のジャーナリズム教育の課題 報告:有山輝雄 大井眞二 友野庄平 前川昌夫 田村紀雄 司会:後藤和彦 加藤晴明 2 メディアと二十世紀の文化 −−〈関西〉の視点から考える 報告:黒田 勇 鷲田清一 長谷正人 水越 伸 司会:加藤春恵子 岡田朋之[ワークショップ]
1 視聴者類型から見るオーディエンス像とテレビの世界 記録 小林直毅 2 家族とテレビ 記録 白石信子 3 デジタル・メディアと新たなオーディエンス 記録 見城武秀 5 リテラシーとイメージギャップ 記録 黒川貢三郎 6 デジタル・ネットワーク時代のジャーナリズムの可能性 記録 市村 元 7 日本におけるメディア史研究の源流 記録 土屋礼子 8 スポーツ放送の商業化と公共性をめぐって 記録 村瀬眞文■研究会の記録(二〇〇〇年四月〜二〇〇〇年十月)
メディア融合とテレビの機能の変容 テレビ番組における[東京のまなざし] メールマガジンと新しいジャーナリズムの可能性 ハンガリーの経済学者が見た日本のマスメディア エレノア・ルーズベルトと日本 多文化社会とメディア 新・新聞倫理綱領と公共的使命■二〇〇〇年度日本マス・コミュニケーション学会研究発表会の記録
■英文抄訳