既刊目次(2006年〜2010年)
77号(2010年7月発行) 76号(2010年1月発行) 75号(2009年7月発行) 74号(2009年1月発行) 73号(2008年7月発行) 72号(2008年1月発行) 71号(2007年7月発行) 70号(2007年1月発行) 69号(2006年7月発行) 68号(2006年1月発行)
第77号(2010年7月発行) 目次
■特集 世論と世論調査 世論観の変遷
―民主主義理論との関連で谷藤 悦史 もう一つの世論調査史
―アメリカの「広報外交」と世論調査井川 充雄 新聞の世論調査手法の変遷 峰久 和哲 世論調査の手法に関する現状と問題点 荒牧 央 世論調査と「使用」のコンテクスト
―アメリカから日本の世論調査を考える金平 茂紀 「ネット世論」という曖昧
―<世論>,<小公共圏>,<間メディア性>遠藤 薫 ■論文 戦後音楽運動における教養主義の変容 長崎 励朗 コミュニケーションへの権利と市民社会メディア
―政策の新しい方向性浜田 忠久 ジャーナリストの証言拒絶権法制化に関する一考察
―米国を素材として大塚 一美 中国におけるアイドル・ファン
―李宇春ファン「玉米(ユーミー)」を手がかりに金 明華 日本の対外政策決定過程におけるメディアの役割
―2007年慰安婦問題を事例として三谷 文栄 メディアが内閣支持に与える影響力とその時間的変化
―新聞社説の内容分析を媒介にして細貝 亮 メディア・テクストのネットワークにおける成員カテゴリー化の実践 酒井 信一郎 読者が認識したブロガータイプにもとづく,2007年参議院選挙時のブログ読者行動の分析 小笠原 盛浩 ■2009年度春季研究発表会 ワークショップ報告 1.マンガ・アニメにおけるナショナリズム表象を考える
―政治体制のリアリティとヴァーチャル・リアリティ記録 茨木 正治 2.「2009年メディア法」可決後の韓国メディア 記録 菅谷 実 3.BPO/放送倫理・番組向上機構と放送の自律 記録 木村 幹夫 4.オーディエンス研究再考
―戦理論と実証の相互検証記録 伊藤 守 5.交錯する大衆文化
―戦後の日韓におけるメディア文化フローの歴史的視点記録 清原 聖子 6.政権選択選挙と新聞・テレビ 記録 藤田 真文 7.ネット上での課金・寄付を模索するアメリカの新聞社
―民主主義を機能させる情報のコストをいかに確保するか記録 千田 利史 8.NHKの記者教育から見えてくるジャーナリズム教育の方向性 記録 大井 眞二 9.電子化された「記憶」を辿る
―携帯電話を元にした質的調査法の探求記録 南田 勝也 ■研究会の記録(2009年11月〜2010年3月) 権力と向き合う地域メディア 選挙コミュニケーションの法と倫理
―8月衆議院選挙で顕在化した諸問題セットから見るテレビ番組
―『テレビ美術』研究の可能性新しい時代の放送・通信と政府 ジャーナリズム研究とジャーナリスト/ジャーナリズムの間(1)
―新しいジャーナリズムの構築に向けてテレビ・コマーシャルの考古学―昭和30年代を問い直す ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領 ■英文抄録
■特集 昭和の記憶とメディア 「昭和」の記憶とメディア
―特集企画の趣旨福間 良明 昭和30年代はどう語られたか
―"昭和30年代ブーム"についての覚書市川 孝一 昭和の風景への/からの視線
―メディアの語りのなかの昭和30年代浅岡 隆裕 ジャーナリズムと映像表現
―昭和/消去(デリート)の類型別府 三奈子 「若い女性」雑誌にみる戦時と戦後
―『新女苑』を中心として石田 あゆう 「新聞少年」という昭和の記憶
―新聞が全盛期だったころ今西 光男 「戦後」意識と「昭和」の歴史化
―「戦争体験」の歴史性と普遍性野上 元 ■論文 なぜミュージアムでメディア研究か?
―ロジャー・シルバーストーンのミュージアム論とその射程光岡 寿郎 ラジオ自作のメディア史
―戦前/戦後期日本におけるメディアと技術をめぐる経験の変容溝尻 真也 「服飾雑誌」の歴史的成立
―1950〜60年代の『装苑』の誌面構成と読者の変容に焦点を当てて工藤 雅人 国内新聞社のウェブサイト展開と新聞社規模との関連性
―ウェブコンテンツとウェブテクノロジーに関する量的比較小寺 敦之 ・ 竹村 朋子 A.グラムシの「ジャーナリズム」論をめぐって
―『獄中ノート』の諸覚書から巫 坤達 世論調査の視座構造に関する歴史的考察
―占領期における民主化政策とPO&SRの認識を軸として鄭 佳月 「禁止」と「越境」
―50-70年代韓国釜山における日本の「電波越境(spill-over)」現象の文化的意味金 成□(□=王へんに文) 1870年代の小新聞における「下等社会」と階層認識 石堂 彰彦 ■2009年度春季研究発表会 シンポジウム 1.「昭和」の記憶と世論/輿論 記録 黒田 勇 2.ジャーナリズム教育の今日的展開の可能性と課題 記録 田村 紀雄 ■2009年度春季研究発表会 ワークショップ報告 1.マンガ研究とマス・コミュニケーション研究
―マンガ読者論の考察を手がかりに記録 茨木 正治 2.取材源の秘匿と知る権利 記録 丸山 重威 3.ブラックアウトと嘲笑
―テロ抑止をめざす,臨床メディア試論記録 岩本 一善 4.戦争とジャーナリズム
―新聞社による自己検証とメディア史研究の視点記録 亘 英太郎 5.スポーツジャーナリズムとブログジャーナリズムの交錯による新たなスポーツ"公共圏"の可能性を考える 記録 音 好宏 6.「戦争の記憶」の映像化とアーカイブ 記録 鳥谷 昌幸 7.情報メディア法制の展開とジャーナリズムの課題
―「情報通信法」と「表現・メディア規制」を軸に記録 岩崎 貞明 8.放送番組の利用とその限度
―米フェアユース規定を参考に記録 金山 勉 9.ジャーナリズムの社会的責任再考 記録 伊藤 高史 ■研究会の記録(2009年4月〜2009年8月) 進化するワンセグ 映像アーカイブを用いたメディア研究の方法論と課題 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領 ■英文抄録
■特集 放送アーカイブをめぐるメディア研究の可能性 メディア/アーカイブ研究の展開へ向けて 小林 直毅 放送アーカイブと新しい公共圏論の可能性 水島 久光 INAとアーカイブの思想
―鏡の裏箔としてのアーカイブ西 兼志 アーカイブが変えるテレビ研究の未来 丹羽 美之 個人映像コレクションの公的アーカイブ化の可能性 石田 佐恵子 ■論文 ローカル新聞と日露戦争
―豊橋『新朝報』における読者参加を例に小川 明子 活字から活映へ
―水野新幸と『映画教育(活映)』赤上 裕幸 VOA施設移転をめぐる韓米交渉
―1972〜73年小林 聡明 『週刊少年ジャンプ』という時代経験
―解釈枠組みとしてのマスター・ナラティブ池上 賢 デジタルテレビの視聴・利用行動
―水戸市と周辺市町の調査から佐野 博彦 ・ 岩佐 淳一 「電子書籍市場形成の実態と将来展望」に関するメディア史的考察 高木 利弘 ■2008年度秋季研究発表会 ワークショップ報告 1.デジタル時代における新聞社の経営戦略 記録 石澤 靖治 2.G8でのオルタナティブ・メディア活動とグローバル・ネットワークの可能性 記録 玄 武岩 3.メディア接触行動・親近感指標によるマスメディアとインターネットの関係の分析 記録 稲葉 哲郎 4.報道の自由をめぐる公益性とオーディエンスの相克 記録 大塚 一美 5.ジャーナリズムはオーディエンスの変容にどう応えるか 記録 伊藤 高史 6.メディアとしての動画投稿サイト
―その文化性と事業性記録 松浦 さと子 7.放送アーカイブとオーディエンスの関係を考える
―誰が放送アーカイブを使うのか記録 中村 美子 8.放送メディアの「公共性」
―言論の多様性と公平性・中立性のジレンマ記録 飯塚 浩一 ■研究会の記録(2008年12月〜2009年4月) 4千万台突破,BSの未来 全国メディア接触・評価調査にみる新聞と読者の関係 映像メディアにおける音分析へのアプローチ 通信教育のメディア史 インデペンデントメディアのアーカイブ構築 大学における「映像制作」実践の意義と理論的位置づけ
―何のためにどう授業するのか?参加者とともに考える■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領 ■英文抄録
■特集 〈ラジオの個性〉を再考する―ラジオは過去のメディアなのか 〈ラジオの個性〉を再考する
―ラジオは過去のメディアなのか加藤 晴明 ラジオは衰退していくメディアなのか
―複数のラジオの時代の「参加型コミュニケーション」をめぐって小川 博司 ラジオ・コミュニケーション再考
―"声"(ラジオの話者)を中心に北出 真紀恵 ラジオは人間の鼓動を伝える 藤竹 暁 ■論文 ダイオキシン問題とマス・メディア報道
―「不確実性」下における社会問題の構築過程に関する一考察山口 仁 今日の中国社会における〈中産階層ドラマ〉の受容
―カルチュラル・スタディーズのオーディエンス研究を手がかりに周 倩 活動写真の女優とは誰か
―「上演」と「上映」のあいだ,あるいは映画女優前史田村 千穂 編集の自由に関する一考察
―NHK番組改編訴訟最高裁判決を題材に韓 永學 NHK「ETV2001」番組改編裁判の争点
―判決文の背後にある「自由」の分析から倉橋 耕平 ■2008年度春季研究発表会 シンポジウム 1.『発掘!あるある大事典2』をめぐる諸問題とテレビの質的向上 記録 渡辺 武達 2.ラジオは過去のメディアなのか?
―〈ラジオの個性〉を再考する記録 加藤 晴明 ■2008年度春季研究発表会 ワークショップ報告 1.韓国の政治過程におけるメディア影響力の構造変化
―2007年大統領選の投票行動の分析を中心に記録 金 相美 2.裁判員制度とメディア責任制度
―犯罪報道の法規制を考える記録 中 正樹 3.ジャーナリズムにおけるオーディエンス(読者・視聴者)の位置 記録 伊藤 高史 4.放送アーカイブの理論的構図を考える
―アーカイブ研究の視座とその史相記録 原 由美子 5.デジタル・コミュニケーション時代におけるメディア史教育 記録 水野 剛也 6.継続調査データのコウホート分析によるメディア利用・態度構造の要因分析 記録 渡辺 久哲 ■研究会の記録(2008年6月〜2008年11月) メディアによる情報提供とアカウンタビリティ 自律するオーディエンスとオーディエンス研究 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領 ■英文抄録
■論文 メディアが創る時間
―新聞と放送の参照関係と時間意識に関するメディア史的考察山口 誠 戦間期における軍縮輿論と新聞
―『時事新報』の内容分析を中心に中嶋 晋平 書棚と平台
―近代日本における購書空間の形成柴野 京子 中国国民党の対米写真宣伝1937-1941
―国際宣伝処の活動を中心に中田 崇 海賊版としてのナショナリズム
―ナショナリズムとメディアをめぐる理論的視座の構築新倉 貴仁 テレビ広告に現れる外国イメージ
―日本とタイの比較からポンサピタックサンティ,ピヤ インターネットのメディア信頼性形成モデルに関する実証分析 小笠原 盛浩 ■2007年度秋季研究発表会ワークショップ報告 1.テレビ正義のあり方
―日本と韓国の事例分析の比較記録 黄 盛彬 2.通信・放送の総合的な法体系論議の検討
―論点の再整理と反映させるべき視座の再検討記録 北村 順生 3.アーカイブスの現状と課題を考える
―世界の映像アーカイブスの実情から記録 辻 大介 4.総力戦と女性動員メディア再考 記録 坂田 謙司 5.世論調査と政治報道 記録 岩渕 美克 6.視聴者による番組評価の可能性
―視聴率以外の番組評価をめぐって記録 戸田 桂太 7.テレビ内容分析の新たな展開を求めて
―"「戦争と原爆の記憶」分析プロジェクト"からの問題提起記録 杉山 あかし 8.ファン・カルチュアの現在
―男の子文化・女の子文化記録 小林 義寛 9 いま「日本」はどう報じられているか
―靖国問題,北朝鮮ミサイル/核問題,慰安婦問題を事例として記録 伊藤 守 ■研究会の記録(2007年12月〜2008年5月) 韓国における放送委員会の役割と位相
―「放送・通信の融合」,「放送と政治」などの問題を中心に中井正一
―メディア/コミュニケーション論の先駆者1950〜60年代のテレビCMにおける科学・技術の表象分析の試み
―テレビCMアーカイブの研究利用の可能性を探るパーソナルムービーの公共性
―個人記録映像の上映会とアーカイブ化の実践より映像アーカイブ―誰が何のために作るのか ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領 ■英文抄録
■特集 「メディア法」はどこへゆくのか―メディア法研究者の認識 特集テーマをめぐって メディア法とメディア法学への考え 大石 泰彦 「メディア法」はどこへゆくのか
―メディア法研究者の認識鈴木 秀美 「メディアの法」から「ジャーナリズムの法」へ
―近時の憲法学における理論動向に寄せて駒村 圭吾 ■論文 戦時期における岩波文庫の受容
―古典と教養の接合をめぐって堀口 剛 「私」を語るテレビ視聴
―海外ドラマ『Sex and the City』の生活史的実践河津 孝宏 「禁止」と「メディア」
―1970年代韓国社会における「日本大衆文化禁止」と「新聞・放送」金 成□(□=王へんに文) わが国初の地方自治体による民間放送局設立運動
―姫路市放送局を中心として三輪 仁 新聞論評漫画の社会的機能に関する一考察
―日清・日露戦争期における新聞漫画の内容分析から李 其珍 ■2007年度春季研究発表会 ワークショップ報告 1.メディア環境の変化と議題設定研究の今後 記録 稲葉 哲郎 2.「バックラッシュ」はどのように起きるか
―マスメディアとWeb言説空間の呼応関係記録 斉藤 正美 3.地域ジャーナリズムの使命と可能性
―九州における憲法・平和キャンペーン報道を事例に記録 小黒 純 4.「科学技術ジャーナリズム」の課題と展望 記録 谷川 健司 5.ジャーナリスト集団の歴史的検討
―学校歴を中心に記録 福間 良明 6.デジタル時代における放送と視聴者の変容 記録 藤田 真文 7.放送の自主規制と法規制はいかにあるべきか 記録 松田 士朗 8.デジタル化と盗用・捏造,表現・創造の相関を考える 記録 音 好宏 ■研究会の記録(2006年3月〜2007年5月) 取材源秘匿・情報源明示・署名記事とジャーナリズム 日本における政治・メディア環境の変化とその相互作用 メディアの現在 南極における国際交流とマスメディアの役割 デジタル時代のアナログ音文化
―我々が喪失したかもしれぬ経験の諸相日中メディア・ナショナリズムの衝突 臨床の哲学・実践のデザイン
―コミュニケーションデザインの冒険2放送制度における公共放送の行方 沖縄密約問題とジャーナリズム 映像人類学とメディア研究のクロスロード ジャーナリズム・マスコミ関係科目の教授法 メディア・娯楽・デモクラシー:公共サービス放送のあり方を通して考える 民主制の維持とメディア 市民社会のなかの公共放送の位置
―各国の実情と比較してテレビ・ドキュメンタリーと戦争・戦後史の記憶 読売バークレー講座の12年 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領 ■英文抄録
■2007年度春季研究発表会 シンポジウム「水俣病事件報道を検証する」 基調講演者: 原田 正純
問題提起者: 高峰 武 ・ 村上 雅通
討 論 者 : 小林 直毅 ・ 大野 哲夫
山本 武利
司 会 者 : 大石 裕■第70号「マス・コミュニケーション研究:回顧と展望」(承前) メディアとグローバリゼーション 鈴木 雄雅 ■論文 <広告制作者>の起源
―1920年代における「商業美術家」と形式主義の言説空間加藤 卓 「音楽メディア」としてのFMの生成
―初期FMにみるメディアの役割の変容溝尻 真也 情報ワイド番組における「ニュース・ストーリー」の構成と理解の実践過程
―BSE問題における「リスク」を事例に是永 論 ・ 酒井 信一郎 ■2007年度春季研究発表会 ワークショップ報告 1.メディア文化における身体表象 記録 田中 東子 2.新聞と新聞マンガを考える 記録 岡部 拓哉 3.災害・事故・事件報道にみるジャーナリストの惨事ストレス
―ストレスケアシステムの構築をめざして記録 小城 英子 4.CATVの50年間
―コミュニティ・チャンネルは寝根付いたか記録 牛山 佳菜代 5.「市民ジャーナリズム」の課題と展望 記録 津田 正夫 6.デジタル放送時代における放送制度を考える 記録 岡村 黎明 7.通信・放送融合をもたらす新しいメディア秩序
―IPTVを題材に記録 音 好宏 8.「此国」から「我国」へ
―明治期における「国」と民衆の国家観記録 鈴木 健二 9.メディアと戦争の歴史を考える
―メディア環境の変化,ジャーナリズムの役割をめぐって記録 有木 靖人 10.「グローバル・ジャーナリズム」は可能か
―欧米とイスラーム世界のメディアからナショナルな視点を超えるジャーナリズムを考える記録 内藤 耕 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領 ■英文抄録
■特集 マス・コミュニケーション研究 回顧と展望 特集テーマをめぐって 藤田 真文 政治とメディア 岩渕 美克 メディアと倫理 大石 泰彦 メディアとサブカルチャー 難波 功士 メディアとライフスタイル
―新しいメディア利用による親密性と公的空間の再編:ライフスタイルを超えて羽渕 一代 メディアとテクノロジー
―ウェブとケータイの革新と普及から岡田 朋之 メディアの歴史
―研究動向と今後の展望飯塚 浩一 ■論文 アメリカ・ジャーナリズム倫理研究の潮流
―日本が学ぶべきこと塚本 晴二朗 国境を越えるメディアとナショナル・アイデンティティ
―米国・英国における日本人の若者の民族誌的調査から藤田 結子 日本語記事のフレーム・マッピング法 莫 广瑩 テレビ人生相談における相談-助言の相互行為的達成
―成員カテゴリー化分析を中心に戸江 哲理 「帝大七博士事件」をめぐる輿論と世論
―メディアと学者の相利共生の事例として宮武 実知子 新聞社の企業化と子ども文化事業
―大阪毎日新聞社のこども博覧会と日刊こども新聞誕生を中心に大島 十二愛 ナショナリズムの生成および再生産過程におけるマス・メディアの役割
―ナショナリズム概念の再検討による新たな視座の探求津田 正太郎 美学的な映画・複製技術としての映画
―1930年代の映画教育論争=「動く掛図」論争をめぐって田村 謙典 ■2006年度春季研究発表会 シンポジウム 1.メディアとナショナリズム―想像・創造される共同体 問題提起者: 山本 信人 ・ 山本 賢二
高木 徹
討 論 者 : 鈴木 健二 ・ 飯塚 浩一
司 会 者 : 吉岡 至2.メディア論の現在―身体・空間・権力 問題提起者: 阿部 潔 ・ 成実 弘至
岩渕 功一
討 論 者 : 林 香里 ・ 辻 大介
司 会 者 : 毛利 嘉孝■2006年度春期研究発表会 ワークショップ報告 1.メディア体験とライブ体験
―ロックフェスティバルのオーディエンスをめぐって記録 小川 博司 2.オーディエンスとその生活の誕生 記録 小林 直毅 3.マス・コミュニケーション論,マス・メディア論とマンガ研究 記録 茨木 正治 4.W杯における「待ち伏せ広告」の意味とその社会的インパクト 記録 黒田 勇 5.専門家と市民を結ぶ回路作りを目指して
―コミュニケーション・デザインの冒険記録 境 真理子 6.戦争報道における世論と輿論
―日露戦争での主戦論をめぐって記録 山口 功士 7.メディアの自律の可能性と課題
―BRC,第三者委員会等の経験をジャーナリズム倫理から検証する記録 高木 強 8.日本の国際報道情報発信における諸問題を考える
―海外報道機関のジャーナリスト調査を踏まえて記録 大石 悠二 9.放送と通信融合時代の日本の公共放送
―NHKのあり方の検討を通して記録 西村 秀樹 10.日本におけるメディア産業の発展可能性
―ICT関連企業等による放送局の
買収騒動から得る知見を手掛かりとして記録 高木 教典 11.NPOによるコミュニティFM運営の現状と展望
―その公共性と意義について記録 松浦 さと子 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領 ■英文抄録
■論文 二〇〇五年衆議院選挙における三大紙の社説比較
―概念ネットワーク分析の適用鈴木 努 中国人の日本人イメージに見るメディアの影響
―北京での大学生調査の結果から李 洋陽 ブレヒト「ラジオ理論」の射程
―ドイツ連邦共和国における市民メディア発展史との関連から川島 隆 オーディエンス/像をめぐる「受動性」概念の再検討
―「衝撃の受動性」を手がかりに鍵本 優 <パレオ/ネオTV>の理論展開
―メディア行為論の問題圏西 兼志 韓国における無料新聞の紙面構成と広告に関する研究
―「メトロ」、「AM7」、「ザデイリーフォーカス」の事例を中心に李 虎栄 ・ 金 京煥 台湾における日本恋愛ドラマと日本イメージの関係について 李 衣雲 ■追悼 堀川直義先生 堀川直義先生を偲ぶ 白水 繁彦 ■二〇〇五年度秋季研究発表会 ワークショップ報告 1.日本の人口動態とメディア動向 記録 音 好宏 2.日本人の情報行動調査からみたメディアの代替・補完関係 記録 橋元 良明 3.メディア分析の実践としての記号論、言語学との対話
―ニュースの生成をめぐって記録 水島 久光 4.「放送学」構想の史的再検討へ向けて
―メディアとメディア研究の淵源記録 有木 靖人 5.メディアとしてのカメラ
―技術革新と表現文化のゆくえ記録 寺岡 伸悟 6.戦後60年とジャーナリズム
―戦争体験の継承の課題を切り口に記録 藤森 研 7.国際放送と文化戦略
―アルジャジーラとアリランTVを中心として記録 渡辺 武達 8.女性の社会的発信
―ジェンダーの視点から見たメインストリーム・メディアとオルタナティブ・メディア記録 加藤 春恵子 9.内容分析のためのキーワード検索と標本データベースの構築 記録 伊藤 陽一 10.各政党マニフェストへの批判的調査報道能力を考える 記録 小川 恒夫 ■研究会の記録(二〇〇五年四月〜二〇〇六年一月) テレビ文化のグローバル化とその研究の理論的前提 愛知万博とメディア
―技術システムとポピュラー文化の相関地上デジタル放送の『ワンセグ』サービスの可能性と課題 東アジアの相互理解とメディアの役割
―民族間の対話促進のためにIPテレビの発展と放送秩序 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領 ■英文抄録
■特集 メディア変容時代のジャーナリズム 特集テーマをめぐって 藤田 真文 IT時代の新聞ジャーナリズムの変容 橋場 義之 ジャーナリズムへの市民参加 松本 恭幸 「匿名掲示板」と世論形成の磁場 田辺 龍 「日本語ワープロ」の銀河系
―「書くこと」の電子化と「編むこと」のデザイン長谷川 一 ■論文 文章解析ソフトウェアTeX-Rayの概要と応用事例
―小泉内閣関連新聞社説の内容分析結果による内閣支持率の予測吉田 文彦 メディア利用行動におけるテレビ゙とインターネットの同時的並行行動に関する研究
―日記式調査(Time Use Survey)による分析結果を元に金 相美 「エンコーディング/デコーディング」論の理論的背景
及び批判的潜在力の所在椎名 達人 「公共放送」という理念
―ジョン・リースの思想におけるBBCの独立の意義津田 正太郎 韓国における日本のテレビソフトの移植
―韓国制作者の日本製ソフト受容を中心に金 廷恩 ■二〇〇五年度春季研究発表会 シンポジウム 1.ジャーナリズム教育の可能性 問題提起者: 木下 和寛 ・ 大井 眞二
討 論 者 : 川崎 泰資 ・ 武市 英雄
司 会 者 : 濱田 純一2.現代のプロパガンダとジャーナリズム 問題提起者: 橋本 晃 ・ 永島 啓一
福間 良明
討 論 者 : 谷藤 悦史
司 会 者 : 山本 武利■二〇〇五年度春季研究発表会 ワークショップ報告 1.インターネット・ニュースサイトと市民の情報発信 記録 松本 恭幸 2.ディスクール分析の再検討 記録 吉岡 至 3.フリーペーパーの挑戦 記録 亘 英太郎 4.『公共放送』再考 イギリス放送制度から日本の放送制度へ 記録 飯塚 浩一 5.島根の公共事業と地域ジャーナリズム 記録 林 茂樹 6.東アジア映画史論の提唱 記録 貴志 俊彦 7.政権党権力者による憲法21条違反嫌疑と報道界
―NHK「問われる戦時性暴力」番組改変問題を通して記録 浅野 健一 8.オルタナティブメディア・コミュニケーションの可能性と問題点の再考
―遠隔地コミュニティ間のサイバーコミュニケーション実践の事例から記録 水島 久光 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』投稿規程 ■日本マス・コミュニケーション学会『マス・コミュニケーション研究』執筆要領 ■英文抄録